クラシックギタータカミネ No.30

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商品の説明

出品のギターは、1987年に製作された、高峰ギター製作所のクラシックギターNo.30です。

高峰ギターは1959年に岐阜県坂下町でアコースティック楽器の工房を開いたことに始まり、50年代から60年代中盤にはブームに乗ってクラシックギターも多く製作していました。木工業の盛んな坂下での製作は順調でしたが、当時は委託生産が多く、1970年代半ばにようやく自社ブランドのタカミネを確立し、高峰ギターが海外向けに本格的に輸出されることになりました。
ブラジルでのタカミネ人気の始まりです。
その後はアコースティックギターやピックアップギターの老舗に成長して世界的に人気があります。

出品のギターはタカミネブランドの初期に設計されたクラシックギターの顔となるシリーズで、当時は、No.20、No.30、No.5、No.6、No.8がありました。

No.30は初級、中級者向けのギターですが、タカミネブランドのギターにふさわしい材料とていねいな仕上がりになっています。
また、タカミネは世界のマイスター河野賢氏のアランフェスギター製作を担当し、河野ギターとの関係がとても深く、他のシリーズのクラシックギターにも工夫が受け継がれています。　　　

トップはシダー単板、サイドとバックはローズウッド、ネックはマホガニー、指板と下駒はローズウッドで製作されているようで、良い材料を使っています。

音色は、シダートップ単板の甘く柔らかい音色が特徴で、高音と低音がバランスよく響き、タカミネの技術の高さを感じることができます。
ただ30年余りを経過しており全体的にキズや打痕があちこちにあり、キズや打痕、表面割れを塗装修繕して使っていました。また、試奏用の弦を張っていますのですぐに試奏していただけます。

塗装修繕をあまり気にされないギター愛好家の皆さまには、クラシックギターの歴史的なブランド、タカミネNo.30ギターをどうぞよろしくお願いします。

全長：99センチ
弦長：65センチ
弦高：約4.2ミリ 12フレット1弦
　　　約4.6ミリ 6弦
ナット幅：約5.2センチ
ボディ幅：約9.8センチ

発送は、ギターをプチプチで巻いてケースに入れ、ダンボールで補強し更にプチプチを巻いて梱包します。安全にお届けします。